完璧な写真を撮影することほど満足のいくことはないでしょう。カメラのレンズを通して一瞬を永遠にとらえることで、その瞬間をフリーズさせた状態で生涯見続けることができるのです。中には捉えた瞬間が愉快なものもあるでしょう。だから、大好きな休日の風景写真でも、家族の微笑ましい瞬間でも、愛する人のポートレートでも、一枚一枚の写真が物語を語ることができ、タイミングが大きな手助けとなるのです。世界中で撮られた写真の中で、最も完璧なタイミングをとらえた写真をいくつかご紹介しましょう。
愛犬の不器用な姿を一枚の写真に収めた人
すべての犬が運動神経が良く、器用なわけではありません。人間と同様、不器用な犬だっています。どんなに頑張って "犬" になろうとしても、その不器用な一面はいつだって引き継がれ、とっても面白い思い出を作り出してくれるのです。この人は可愛らしい犬を飼っているのですが、この写真を見るとこの犬はあまり機敏な動きが出来ない子であることが分かります。公園でフリスビーをキャッチする遊びをしている際中に、愛犬がいかに楽しそうに遊んでいるかを撮影したんだそう。
このワンちゃんは、フリスビーをキャッチすることに夢中になり過ぎて目先の障害物が見えていなかったようです。その結果、大きな木に思いっきりぶつかってしまいました。
ショーの一部になりたかったカモメ
意外と知られていない事実ですが、カモメは実はとても賢い動物なんです。行動を学ぶだけでなく、それをよく覚えていて、仲間や若い世代に伝えているのです。 この賢さは、彼らがある状況から抜け出したいとき、あるいは何かの仲間に加わりたい時にかなり役立つかもしれません。例えば、この絶妙なタイミングで撮られた写真をご覧ください。このカモメは、この角度で飛べば、自分が編隊の一部であるかのように見せることが出来ることを知っていたのでしょうか?
これは誰も知る由もありません。しかし、このカモメは間違いなく、この撮影者が後生大事にするであろう、思い出に残る写真撮影に貢献したのです。
この後の展開が想像できるような写真
幸せな瞬間を思い出させてくれる写真もあれば、アクシデントが起こる直前の一瞬をとらえた写真など、最高すぎて目が離せない写真がたくさんあります。この2人は不幸にも、プロテクターをつけずにこのバイクにまたがってしまったことが運の尽きだったようです。しかも前に乗っている女性は裸足なので、さぞかし痛かったことでしょう。
しかし、実際にアクシデントが起こる直前の瞬間を撮影することの良い点の1つは、この写真を見返して何が悪かったのかを分析することができることでしょう。次回この2人がバイクに乗る時は、きっとプロテクターを付けて、細心の注意を払って運転するはずです。
これってリアルベンジャミン・バトン?
"ベンジャミン・バトン 数奇な人生" は、これまで公開された映画の中で最も魅力的な作品のひとつでした。この写真を見ると、なぜか映画の中でバトンの姿が逆行していることに思いを馳せることができます。この小さな赤ちゃんが、まるで9か月から90歳になったかのような、これ以上ないほどキュート(?)な写真に仕上がりました。
お父さんは、この赤ちゃんが座ろうとする瞬間を写真に収めようとしたようですが、カメラのシャッタースピードがとても速かったため、座った瞬間のほんの一瞬を切り取ってしまったのです。そう、子どもがあちこち動き回る瞬間をとらえたのと同じように。
自身の反射神経で遊んでいるわけではないお父さん
自転車の乗り方を覚えるのがはやい人もいれば、時間がかかる人もいます。そして、子どもが何かをしている間は、いつでも手を差し伸べられるよう大人が常に監視することが非常に重要でなのです。また、子どもが安全に自転車の乗り方を学ぶことが出来るよう、適切なプロテクターが重要であることは言うまでもありません。この写真では、小さな男の子がお父さんと一緒に自転車の乗り方を学んでいます。この男性もお父さんになってから、素晴らしい反射神経を身につけました。
子どもが突然バランスを崩して転倒しそうになったとき、お父さんは電光石火の反射神経で子どもが地面に頭をぶつけないよう足でキャッチしたのでした。
プールにあまり興味がない女性
プールパーティーは楽しいイベントですが、そこにいる全ての人が大騒ぎする声や、音楽、水が好きなわけではありません。このようなパーティーを楽しめない理由はたくさんありますが、この写真を撮影した人は、パーティー参加者の一人がどれだけこの状況を楽しんでいないかが分かる瞬間を捉えたようです。でももっとすごいのは、この女性のつまらなそうな表情だけでなく、なんだかおかしなアングルで写真を撮ったことです。
女性の体のほとんどが水に浸かっているため、光の屈折のせいで体がありえないような姿に変貌を遂げてしまいました。
シャンパンボトルを開けるタイミングを間違えた人
パーティーでシャンパンボトルを開けるのが好きな人、特に開けた瞬間に歓声を上げるのが好きな人っていますよね。シャンパンボトルを割ったり、誰かにぶつけたりすることなく、スタイリッシュに開けることができる人がいる一方で、もう少し練習が必要な人もいます。この写真を撮影した時にシャンパンボトルを開けた人は、間違いなく練習とコツを得る必要がありそうです。
撮影した人は、シャンパンのコルクが顔にクリーンヒットする直前の瞬間を捉えることができましたが、写真に写る男性はこれからまさに自分の顔にコルクが当たるということに気づいていたようです。あまり痛くなければいいのですが...
自分の大作が床にこぼれ落ちていく瞬間
愛情を込めて作った料理をちょっとしたミスで床に落としてしまうなんて、悪夢じゃないですか?この男性がそう感じているのは間違いないでしょう。なぜなら、自分で調理したばかりの料理をすべて落としてしまい、その瞬間を誰かが撮影していたのですから。そして、我々のほとんどは、今まで生きてきた中でそのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
完璧な料理を作るために努力し、時間をかけてきたのに、写真のためにすべてを失ってしまうなんて...ですがこの瞬間のショックを乗り越えた後、彼がこの写真を見て大笑いする日が来ることを願っています。
お父さんがいつも応援しているよ
多くの人にとって、生まれ育った家を離れることはとても寂しいものです。親や保護者にとっては特につらいことでしょう。しかし、中にはこのお父さんのように "手の届く範囲" にいることができる人もいます。確かにこの写真ではそう見えるかもしれませんが、実際は、後ろのお父さんが手前にいる娘の肩に手を添えているわけではありません。
誰かがそう見えるような奇妙なアングルで写真を撮っただけで、このお父さんは、娘が巣立つ前に大学の友人と写真を撮っているのを誇らしげに見ているだけなのでしょう。
この子どもはこの後何が起こるのか知る由もない
ここで重要なのは、アクシデントはいつ起こるかわからないということです。自宅でも、路上でも、このような高級レストランの中でも。さて、ここで何が起こっているたのか見当もつきませんが、誰かが急に動いたせいで、この女性は飲み物を子どもに全部こぼしてしまったのだと思われます。この絶妙な瞬間は、ウェイターに写真を撮ってもらうよう頼んだときに、すべてが起こったのです。
そしてこの瞬間は一瞬だけでなく、完璧なタイミングで撮られた写真を通して永遠に思い出として残すことができるわけです。この後、家族のブランチが台無しにならなければいいのですが...
観光客の楽しませ方を知っているオニオオハシのサム君
私たち人間と同じくらい賢い動物がいますが、オニオオハシのサム君もその一人です。男性がサム君と一緒に写真を撮ろうとした瞬間、サム君はちょっとしたイタズラをしてやろうと思ったようです。この男性はこの後何が起こるかなんて想像もついていないでしょう。サム君が大きなくちばしを男性の方に向け、ガブリと鼻を噛んだときには、おそらく誰もが驚いたはずです。
この男性の反応は、同じ状況に置かれた他のどの人間よりも冷静であることは断言できます。それとも、ただ単にショック状態だったのでしょうか?
ポニーテールイリュージョン
写真を撮る際、どのようなアングルで撮るかによって "予想もしていない何かが起こる" ことに、皆さんもうお気づきかと思います。例えば、この写真では何が起こっているのかを理解するのに時間がかかるかもしれません。学校のサッカーの試合で、親が子どもを応援しているときに完璧なショットを撮ろうとしたのだと思われます。しかし、コートを走る子どもたちのあまりの速さに、並んで走っていた2人の子どもが完璧に重なってしまいました。
このアングルによって、手前の男の子がまるでポニーテールの髪型をしているような貴重なショットを作り出しました。
うーん、これは気まずい
ヨガは、緊張をほぐし、瞑想し、誰もが時々欲する内なる平和を見つけるための最良の方法の一つとして知られています。ヨガにはたくさんのポーズと数え切れないほどの種類があるので、何を求めるかは人それぞれです。この写真は、公園で行われたヨガ教室で、みんながヨガポーズをとっているところを撮影したものです。
しかし、この写真を撮影した人は、面白い瞬間を選んだだけでなく、ある意味 "狙った" アングルで写真を撮ったので、このような仕上がりになりました。この男性の姿は、まるで砂に頭を埋めているダチョウのようですね。
壁に描かれた犬に挨拶しようとしているワンコ
またまた、切れ者とは言えないかもしれない可愛いわんこをご紹介します。犬同士のコミュニケーションやお互いを認識し合う主な方法のひとつに、お尻の匂いを嗅ぐことがあるというのは、おそらく皆さんご存知でしょう。彼らにとって匂いは非常に重要で、その嗅覚は人間よりもずっと発達しているのです。このわんこは、壁のところに犬がいることを認識した後、新しいお友達かもしれない!と思って駆け寄り、お尻をくんくん嗅いで確かめたのです。
しかし、残念ながらその犬は本物ではなく、誰かが描いた絵であることには気づかなかったようです。もちろんこのわんこの飼い主は、この愉快な瞬間を見過ごすわけにはいかず、カメラのシャッターをきったのです。
完全に不意を突かれたお父さん
ヒゲを生やしているお父さんなら、きっと共感していただけるはずです。赤ちゃんはある時期になると、手当たり次第に物をつかむようになりますが、その中でも特に好きなものが "髪の毛" です。顔の毛であれ、その他の "掴みやすい" 毛であれ、赤ちゃんはそれを掴んで引っ張ろうとするものです。このパパは赤ちゃんと一緒の時間を楽しんでいました。すると、誰かがこの2人の写真を撮るという素晴らしいアイデアを思いつきました。
しかしその瞬間、赤ちゃんはパパのヒゲを掴み、持てる限りの力でヒゲを引っ張ったのです。その結果、"いててて!!" という声が聞こえてきそうな表情が永遠に残ることになったのです。
思ったほど卑猥な写真じゃなかった
この写真が、アングルのせいで裸の男性が女性と並んでポーズをとっているように見えているだけなのだと気づくのに、数秒かかるかもしれません。このカップルは、湖の上でとてもリラックスした一日を過ごしているようです。この瞬間を忘れないために2人はボートの上で記念撮影をすることを思い立ち、友人にお願いして写真を撮ってもらったのです。
しかし、どういうわけか、カメラマンの立ち位置やアングルのせいで、写真の見え方がすっかり変わってしまったのです。なんと、男性に寄りかかっている女性の脚が、まるで別のもののように見えてしまうではないですか。
このお父さん、すごい
休暇は素晴らしいもので、みんなが必要とするものですが、子供ができると休暇は少し違ったものになります。とは言え子どもとの休暇は素晴らしいものですが、色々と "まとめる" のがちょっと難しくなります。日焼け止め、着替え、おやつなど、自分だけではなく子どもにも必要なものがすべて揃っているかどうか確認しなければなりません。いずれにせよ、子どもとの旅行は、家族にとって最高の思い出になることでしょう。
この男女は、小さな子どもたちと旅行を楽しんでいるところを撮られたのですが、お母さんも二人の子どもも、何かを見ているような感じです。一方、お父さんは完璧なカメラ目線をしています。ところで、この男性ってもしかして俳優のリーヴ・シュレイバー?
ぶつかる!
写真によっては簡単に理解できるものもあれば、ちゃんと理解するのに1、2分かかるものもあります。アメリカ西部や南部では、"ロデオ" は町全体で受け継がれている古い伝統の一つです。バレルレーシングからチームローピングまで、ロデオには見どころや楽しむポイントがたくさんあります。しかし10月になると、あまり知られていないこのイベントが開催されます。
ハロウィンのこのイベントは、"インビジブル・ゴースト・シュートアウト "と呼ばれています。この写真では、ガンマンが銃を使って見事なトリックを披露し観客を楽しませていますが、写真のシャッターを切る瞬間が絶妙だったためこのような仕上がりになりました。
新郎を少し高く投げ過ぎた招待客たち
通常、結婚式は人生に数回しか訪れないであろう幸せな瞬間です。国や伝統によってその様相は異なりますが、通常は食事やダンス、そして場合によっては新郎と新婦を胴上げすることがあります。この結婚式では、皆が楽しく素敵な時間を過ごしているように見えたのですが、突然、招待客が自分たちの伝統を実践する時が来たと判断し、新郎を胴上げし始めました。しかし残念なことに、新郎は招待客たちの力を見くびっていたせいで、思ったより高く飛ばされてしまったのです。
そして新郎が天井にぶつかる瞬間をパシャリとカメラに収められてしまいました。彼が無事でありますように!
公共交通機関が楽しく見えるには
タイミングが絶妙な写真といえば! 普段から公共交通機関を利用している人ならわかると思いますが、毎日毎日、ぎゅうぎゅう詰めのバスに乗るのは楽しいことばかりではありません。だったら、ウォーターパークで遊んでいる方がいいですよね。このバスには、地元にあるウォーターパークを宣伝する写真がラッピングされています。
この写真の面白い点は、写真が撮影されたその日は何時間も雨が降り続いており、道路が水浸しになっていたことです。カメラのアングルのせいで、まるで広告写真の2人がバスが跳ね上げる水を楽しんでいるかのように見えるのです。
女性の目みたいなチョウチョの羽
自然がフォトボムをしないなんて、誰が言ったのでしょうか?フォトボムできるのは人間だけだと思っていたら大間違いです。動物だってするんです。なんと今回は、蝶の話です。蝶が誰かの写真をフォトボムするのを見ることができるだなんて、あなたはとてもラッキーですよ。この女性は、誰かがこの写真を撮ったのとまったく同じ瞬間に、とてもラッキーな経験をすることができました。
大きな羽を広げた蝶の模様が、まるで後ろにいる女性の目のようにも見える写真は、壮大で、まるで芸術作品のような仕上がりになっています。
時には昼寝が必要
赤ちゃんは可愛いですが、多くの忍耐、ケア、愛情、そして労力が必要です。最終的には全てに価値があることは確かですが、親にとっても赤ちゃんにとっても、限界に達することがあります。しかしこの写真にはちょっと騙されちゃいました!まるでこの赤ちゃんは、今にもパパやママに怒号を浴びせそうですが、実際はそうではありません。
実はこの写真は、赤ちゃんが思いっきりくしゃみをする数秒前に撮られたものなのです!その結果、ご両親がずっと大切にしたい表情に仕上がりました。
私のだってば!
近所の公園などで鳥たちに餌をやっている人を見ると、とてもほほえましくなります。この人は自宅の庭に鳥の餌台を設置しているようですが、残念ながらこの餌台は複数の鳥が餌を食べるには十分な大きさではありません。どうやら、鳥の中には食べ物を分け合うのが好きでないものもいるようで(人間と同じですね)、ここではまさに "弱肉強食" の世界が繰り広げられらています。一羽がゆったりと餌を食べていると、別の一羽がやってきて、同じように餌を食べようとしたようです。
ですが1羽目の鳥はそれが気に入らなかったのか、2羽目の鳥を思いっきり蹴飛ばしています。そしてその瞬間を写真に収めた人がいたのです。
この鏡には何かある
ホラー映画が鏡を使って観客を怖がらせるのが好きなのには理由があります。鏡は、人を混乱させ、見ているものが現実ではないように錯覚させる完璧な小道具になり得るからです。この写真は、(特に特定のアングルから撮影された場合)鏡がいかに人々を不安にさせるかを教えてくれているのでしょう。2人の表情をご覧ください。鏡に写っている2人を撮っているはずなのに、黒色のTシャツを着ている女の子の表情が左右で異なるのです。
どうやらこれは、それほど不気味なものではなさそうです。ただカメラのシャッタースピードが速すぎたため、このような絶妙な写真が撮影されました。
ヘリコプターに吊られた少年
続いては、アングル次第ですべてが変わってしまうということを証明するような写真をご紹介します。ここでは、ヘリコプターや飛行機のショーを見るために人々が集まっています。みんなヘリコプターに見入ったり、記念写真を撮っているので、なかなかのショーだったようです。しかし、ヘリコプターが空中へ上昇し始めた瞬間に、わざわざ息子を持ち上げて写真を撮ろうとしている親子がいました。
しかし、別の人がその瞬間をあるアングルで撮影したことで、男の子がヘリコプターに吊られているような写真になってしまいました。
画期的なレーザー技術を持つナイトクラブ
ナイトクラブは、より多くの顧客を獲得するためにさまざまな種類のギミックを実装し、時代とともに変革を続けてきました。色のついたアイスキューブ、ネオンライトなど、クラブに来る人の目を引くものは枚挙にいとまがありません。しかし、この写真の舞台となったクラブは、まったく別次元のイノベーションに到達しているかもしれません。天井に向かってレーザーを発射できるアルコール飲料を発明したようです。
これは、ただ単にアングルのせいなのか、それともクラブの新システムなのかは不明です。ただ、この写真が驚くほど素晴らしい出来栄えであることは確かです。
お、落ちる...!
動物は、様々な表情を私たちに見せてくれます。威厳があり、攻撃的で、かわいらしくもあり、そして時には信じられないほど不器用になる時があります。人間と同じように、彼らは時々足を踏み外すことがあり、それは残念ながらあまり優雅には見えませんん。このフクロウは、他のフクロウたちと枝の上でくつろいでいるときに、なぜか足を踏み外してしまいました。そしてその決定的瞬間を、誰かが撮影していたのです。
面白いことに、他のフクロウは誰もそのことに気づいていないようで、ただ別の何かをじっと見つめているみたいです。
運ぶには大きすぎる車輪
トラックが家を運んでいるのを見るのは、そうそうあることではありませんし、かなり珍しいですよね。でも、重機の力を借りれば、巨大なものを様々な場所に運ぶ光景はごく普通に見られるようになりました。しかし、この写真はそうではありません。高速道路のすぐそばに、車輪の形をした超高層ビル(と思われるもの)を設計し、建設するという危険なアイデアを持った人がいたのです。
その結果、トラックがこのビルを運んでいるかのように見えてしまうのです。これはただ単にカメラのアングルのせいで、赤いトラックがビルを運んでいるかのように見えるだけです。
あなたがファッションを選ぶのではなく、ファッションがあなたを選ぶとき
ファッションを構成する要素のひとつに、写真を撮るアングルがあります。カメラマンもモデルも、自分が表現しようとしているものの本質を捉えるためにあらゆる努力をしますが、常に正しいアングルで撮ることを忘れてはいけません。ですが面白いことに、正しいアングルで撮影するために多大な努力をする人もいれば、ファッションにすべてを委ねてしまう人もいるのです。
そして、その中の一人は間違いなくこの男性です。カメラのアングルのせいで、男性の黒い靴とイスの脚が重なり、ヒールのあるブーツを履いているかのように見えるのです。
パプチーノ待ちをしているワンコ
私たち人間が、朝きちんと目覚めるために美味しくて濃いコーヒーが必要なように、わんちゃんもまた、家を守るために美味しい "パプチーノ" (スタバの犬専用メニュー)が必要なのです!このわんちゃんもそうで、とても落ち着いた "待て" の姿勢でパプチーノを待っています。待っている時間にも慣れているようなので、このお家ではパプチーノが定番のおやつなのかもしれませんね。
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、これはわんちゃんが飲んでも全く問題ありません。パプチーノは生クリームだけでできていて、コーヒーやカフェインは入っていないんです。
ファッショナブルな帽子で勝
刻々と変化するファッションの世界には、何かと混乱するものがあります。トレンドは常に変化し、一部は残り、そして誰もが明らかに "ファッショナブル" だと同意できないものもあったりします。この男性は、電車に飛び乗ったとき、まさか自分がマイクロサイズのファッションアイテムを試すことになるとは思いもよらなかったでしょう。しかし、我々が学んできたように、時にはファッションはあなたを選び、それを受け入れるほかないのです。
この男性の向かいに座っていた人が素早くカメラを手に取り、ありがたいことに、壁に描かれた小さな帽子の真下に偶然男性の頭がきた瞬間を写真に収めてくれました。
音楽を愛しまくっている男性
ワイヤレスヘッドホンの登場により、多くの人がこの問題に悩まされなくなったとはいえ、バッグやポケットからイヤホン取り出す際に、うっとうしいほどコードが絡まる経験をした人は多いはずです。ただイヤホンを取り出して、自分の好きな音楽を聴きたいだけなのに、なかなかそう簡単にはいかないだなんて...。しかしこの日、写真に写っている男性はアートの世界に目覚めたのです!
男性が片方の耳だけにイヤホンを入れて音楽を聴き始めると、なぜか絡まったイヤホンが完璧な音楽記号を描き出したのです。カメラマンはこの完璧な瞬間をとらえました。この後、彼とこの写真を共有することができればいいのですが。
犬?それともドラゴン?
世界には多くの犬種が存在し、現在までに250種以上が確認されています。しかし、犬種は今もなお発見されているので、近い将来250種をはるかに超える犬種が存在することは間違いないでしょう。そしてその中でも、ゴールデンレトリバーは有名で、誰からも愛されている犬種です。この犬種は、狩猟、フィールドワーク、捜索救助、盲人誘導などに非常に優れています。
しかし、この犬種には知られざる力があるのです。それは火を吐くというドラゴンの力です!...残念ながらそうではなく、アングルのせいでこのわんこが超能力を発揮しているかのように見えているだけでした。
鳥だって自撮りできる
写真によっては、あまりにタイミングが良すぎて、何度も見ているうちに何が何だかわからなくなることがあります。この写真もそのケースの一例です。この人はとあるビルの高層階にいた際に、窓から見える景色がとても素晴らしいことに気づきました。そこで、多くの人がするように、スマートフォンのカメラで写真を撮ることにしました。
しかし思いがけないことに、その時数羽のハヤブサが周囲を飛び回っていて、そのうちの1羽が好奇心旺盛でこの人のいる場所に飛んできたのです。ハヤブサは窓枠にとまり、それが反射して、まるでハヤブサが自撮りしているかのような写真が撮れたのです。
犬と飼い主がひとつになった作品
時が経つにつれ、犬は飼い主に似てくると言いますが(逆もまた然り)、この写真はそれを証明しているかのようです。この飼い主は、長い仕事の後、犬を連れて自然の中を散歩していました。都会の真ん中にある小さなアパートだと、犬と一緒に暮らすのはかなり無理がありますから。時には、自然の匂いを嗅いで、ちょっと立ち止まる時間が必要です。
散歩の途中で、わんちゃんと飼い主が隣り合わせに座ったのですが、その距離の近さとカメラのアングルで、まるで女性の顔がわんちゃんの顔と入れ替わってしまったような写真になりました。
新種の動物?
野生動物保護区やアニマルサンクチュアリを訪れると、多くのことを学ぶことができます。私たちの知らない未知の動物や種が存在し、知れば知るほど、この地球に畏敬の念を抱かないわけにはいきません。この女の子は、両親と一緒に地元のサンクチュアリに来ました。その中を探検していたとき、面白いものを見つけたようです。彼女はそれを近くでみるために、透明な半円型のガラス窓の中に入りました。
彼女が顔を上げた瞬間に両親のどちらかが写真を撮ったのですが、なんだかこの子が我々の知らない新種の動物になってしまったかのような出来映えですね。
相手が勝つ見込みがない試合
アスリートは、自身のキャリアの中で様々な目標を達成するために日夜トレーニングをしていますが、オリンピックはその中でもかなり上位に位置することが多いです。世界的な競技大会に出場し、メダルを獲得して帰国するために、人々は一生を懸けてトレーニングに励んでいるのです。そしてこのチームも、この試合に全力を尽くしているようです。なぜならこのチーム一人一人が信じられないほどの運動神経の持ち主だからです。
しかしその中でもひときわ異彩を放っているのが、非常に体が大きいのか、それともカメラのアングルのせいなのか、他の選手を圧倒しているように見える女子選手です。一見すると、コート上に立っているように見えるのですが、実はジャンプしているのです。
カメラマンが撮影した、パーフェクトショット
スポーツの中にはプレイするのが簡単なものもありますが、アーチェリーはおそらく簡単な方ではないでしょう。忍耐力、静寂、集中力が必要で、他のスポーツと同じように、正しく矢を飛ばすには何度も練習が必要です。この写真の男性は、フォームは確かに正しそうですが、ちゃんとした新しい弓を買う必要があるかもしれません。何が起こったのかは分かりませんが、弓が壊れて床に落ちそうになっています。
そして偶然にも、弓がバラバラに壊れる瞬間をカメラで正確にとらえることができたのです。
めでたしめでたし...?
結婚式の思い出を永遠に残すために、ウェディングフォトは欠かせません。時々写真を見ては、幸せな瞬間を思い出すのはとても楽しいものです。さて、些細なアクシデントも起こらない撮影なんてあるのでしょうか?完璧な写真を撮るのは簡単ではないので、結婚式のカメラマンは新婚カップルの思い出に残る写真になるよう、ポーズの指示やさまざまなことを手助けしてくれます。
この花婿は花嫁をお姫様抱っこをして写真を撮ろうとしたようですが、残念ながら、花嫁が地面に落ちそうな瞬間にシャッターを切られてしまいました。支える握力があまりなかったのかな...
時が経つのはなぜこんなにも早いのか
子供ができると、時が経つ早さが以前よりずっと早くなっていることを実感させられます。生まれたばかりの赤ちゃんがあっという間に思春期になり、一体何が起こっているのか分からなくなってしまうほどです。この写真はそうではないのですが、この子どもが親の足元に座っていたことと、親は毛布で隠れていたことで、子どもの足がとてもビッグになったように見えるのです。
二人の絶妙なタイミングとアングルによってできた構図ですが、この写真を撮った人は、より奇妙な写真になるよう、あえて親の顔を写さないようにしたみたいです。